こんにちは。今回は歴史が残る街、会津若松市の中で時代の流れが見えるポイントのひとつ「石垣」にスポットをあてていきます。
お城好きの間でも人気の石垣。積み方などを見れば時代がわかるのは歴史のロマンですよね。
3種類の石積みとおまじないの岩まで楽しめる。石垣の宝庫、会津若松城(鶴ヶ城)
鶴ヶ城の石垣は市内の東山町慶山から切り出したもの。
3キロ程離れたところから大きな石を人の力(木製のソリ)でここまで運んだというのがすごい。
天守台は野面積み(のづらづみ)蒲生氏郷時代のもの。
北出丸側から入り、椿坂(横手坂)を登りきってすぐ右手にある大きな岩「遊女石」
運び手のやる気を出すために女性を乗せて運んだという伝説の岩。なかなかのとんでもエピソード。
遊女石がある太鼓門のあたりは打ち込みハギ。
整えられた石垣の隙間部分に、裏積みという小石が埋められているのがポイント。
太鼓門裏側の武者走り
自分が鶴ヶ城の中で一番好きなのは高石垣、扇の勾配
反り返りが美しい。打ち込みハギ布積みという積み方らしい。
廊下橋側からみるのも良いが、茶壺櫓側からみるのがお気に入り。
茶壺櫓側から。
廊下橋側から。
季節により様々な表情が楽しめる。
扇の勾配の端、廊下橋の横に何かの跡の穴が。
こういうの見つけるの楽しい笑
この動画↓(鶴ヶ城公式youtubeチャンネル)の最後に紹介してる穴と同じかも...?
youtu.be
鉄門のところ。綺麗な造形の切り込みハギ。
外側表面は化粧されているとのこと、直線的な加工なのに茶系の色合いが柔らかな雰囲気で良き。
この切り込みハギのどこかにハート♥️岩が。訪れた際にはぜひ探してみてください。
石垣の紹介の他にも、かつての鶴ヶ城を立体的に再現していてとても分かりやすい本↓
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街中に現れる高く積み上げられた石垣。日新館天文台跡。
街中に突然現れる天文台跡。会津藩のこどもたちが学んだ日新館が当時はここにありました。
funachii.net
大きな岩が印象的。甲賀町口門跡。
鶴ヶ城の大手門へ繋がる重要な門だった場所。徒歩圏内ですが、お城(北出丸入り口)まで10分程の距離はあり、当時の敷地の広さを感じます。
funachii.net
アクセス
今回ご紹介した3か所はいずれも城近なので、少し歩きますが徒歩でも回れると思います。
グーグルマップなどをみながらぜひ散策してみて下さい。
では今回はこの辺で、ご覧いただきありがとうございました!
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