はじめに
今回は会津三大庭園(他は御薬園、今はなき攬勝亭)の1つ、可月亭(かげつてい)庭園(美術館)に行って来ました!
2月の会津絵ろうそくまつりの時に会場になっていて気になりつつも行けずで、ようやく訪問することができました✨
可月亭庭園とは
御薬園を築庭した庭師で徳川幕府のお抱え庭師、目黒浄定により築庭されたといわれている山水庭園。
商家、鍋三本店(星野家)の庭園で、その昔はお殿様が鳥狩りなどに出かけた時の休息の場として利用したとか。
現在の庭園を一般公開されたのは2018年から。
鍋三本店の土蔵を美術館、客間をカフェとして利用しています。
さっそくお邪魔します..!
閑静な住宅街にある昔ながらの立派な門構え。
少し緊張しつつ、おじゃまします。
まず最初に受付で入場料を支払います。
今回は美術館と庭園の利用で350円。(安っ..!)
お店の方(奥様)が庭園について詳しく説明してくださいました。
目隠しのために障子戸を建築師の方がリノベしたというベンチがなんともカッコ良かった..!
真ん中のガラスの柄がお洒落でした。
上に這っているのは藤らしいので、1ヶ月前とかめちゃめちゃ綺麗だったかも。
庭の奥が小高い山になっていて、裏側に階段があり登ることができます。
上からの景色が素敵✨
いつの間にか岩の上にお客さんが..!
すぐに飛んで行ってしまった。
お店の方が言っていた、池の鯉を食べてしまうサギかも?
自分がこの庭園で一番感動したのが、江戸時代から生きているらしい松。
皮から栄養補給しているので、この姿でも生き続けているとか。ほぼ皮。すご。
長い。
フォルムがまるでオブジェ。
東京の庭師の方が年に数回来て庭の手入れをしてくれていたのに今はコロナで来れないから手入れが届かず困っているとのことでした。
庭園の維持、手入れ大変そうだ..。
庭石。日新館が廃校になった時に売りに出されたものを落札したと伝わるとか。
この写真奥に見えるのがさっき登った山
いよいよ美術館へ
続いて美術館へ。
今は会津の画家荒川三郎展が開催中でした。
土蔵に入ると10数点の絵画が展示されてました。
たまに美術館に行くと一生懸命観すぎて疲労してしまうので、観るのにちょうど良い点数。
真ん中に椅子もあり、座って観ることもできそう。
作品はどちらかといえば写実的な風景画から抽象画まで多彩。
なかでも夜の街を描いたものがとても素敵でした..!(タイトルも夜の街だったかと..うろ覚え)
一緒に展示されていた、版画家長谷川雄一氏の月を描いた作品もとても素敵で見入ってしまいました。カッコ良かった!
図録、画集などあれば欲しいのになぁ。
その後カフェになっている客間も案内いただいて、歴史ある個性的な品々を見せていただきました。
客間。庭園を観ながらカフェを楽しめる。
庭園、絵画を楽しみ素敵な時間を過ごせました。新しく画家を知る機会にもなり良かったです。
また違う季節にも訪れてみたいな。カフェも利用してみたいし。
同じ三大庭園の御薬園は有名ですが、こちらの庭園はまだあまり知られていないかと思います。
観光の方はコロナがあけたら是非訪れてほしい素敵な空間です。
地元の方も訪れる際には感染対策をしっかりとした上で訪れてください。
アクセス
西若松駅から徒歩5分強程度。
住宅街で分かりずらいのでグーグルマップ推奨です。
営業は木、金、土、日曜日。
営業時間などもグーグルマップでチェックしていくと良きです。
御薬園の記事はこちら↓
funachii.net
福西本店も会津の商家リノベ↓
funachii.net
ここまでお読みいただきありがとうございました!
いつも☆を下さる方、ありがとうございます。嬉しく拝見しています。
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